うちの子は学校外の交換留学プログラムを利用しています。
今日はその経緯とその他の留学手段について書きます。
まず、校外のプログラムを利用する大きな理由は、在籍する高校に留学制度がないから。
残念だけどこれはどうしようもない!
高校にあればきっと利用したと思います。
そして日本の高校に通うことを基本としつつ、1年程度の留学をしたいと思っていたので、私費留学は選びませんでした。
海外の高校に正規留学することの魅力は大いにあると思うのですが、うちは経済的に難しい。
日本の高校で教育を受けて、今のところ日本の大学に進学を考えているので、1年程度の交換留学がいいと思っています。
1年程度の留学で経済的負担が軽いものにロータリークラブからの留学があります。
探したのですが、自分の住む地域には制度がないとわかり断念。
もしあれば検討価値は充分にあると思います。
そこで選んだのが校外の非営利の留学団体。
留学斡旋機関などとも呼ばれ、AFS、YFU、EIL、BIEEなどがあります。
非営利とはいえ、奨学金制度ではないのでもちろん無料ではない。
経済的&手続きの負担はざっくりと、
(安・軽) 高校 < 非営利団体 < 民間 < 私費留学(高・重)
のような順ではないかなと思います。
選考試験はあります。
うちの子が受けた団体の場合、英語の筆記試験と面接(英語・日本語)などがありました。
試験はありますが、合格者は全国から同じプログラムを利用する同期の派遣生となります。これが心強い!
留学という共通の興味を持った友人が学校外に何人もできます。
出発前に泊まり込みのオリエンテーションがあり、かなり密度の濃い時間を過ごしたようです。
民間を含め数ある留学団体の中で最終的に応募する団体を選んだポイントは、「行きたい国のプログラムがある」、「信頼できる」の2点でした。
「行きたい国のプログラムがある」というのは、うちの子の場合、英語圏でできれば治安が比較的よいカナダ留学があるということ。
カナダくらいメジャーな行き先ならどの団体でも行けるのではないかと思われるかもしれませんが、うちの子のように出発前年の秋に申し込もうと思うと既に締め切っているところもありました。
定員があるので、自由に国選びをするなら出発の1年~1年半前には動き出した方がよいと思います。
「信頼できる」というのは全国高校生留学・交流団体連絡協議会の会員かどうかである程度絞りました。
これまでに文科省や内閣府などから認可を受けていたり、所管だったりしたところ(つまり非営利の団体)は比較的安心できるのかなと思います。
このような財団法人、公益社団法人などから留学ができるとわかった時点で、EF、ECC、Wish、留学ジャーナルなど民間の留学エージェントは基本的に除外しました。
良い企業がたくさんあると思うのですが、個人的には優良企業かどうかを判断するのが素人目に難しいと思ったからです。
あとは実際に団体とやりとりをして判断。
うちの場合、資料請求の段階で対応がちょっと不安だなと思った団体がありました。
基本的な事務手続きで不安を感じる時点で、その後の留学は不安になります!
このあたりは自分たちの直感を信じて、「おや?」とちょっとでも感じた団体はご縁がなかったことにしました。
結果、希望する留学団体をほぼ1つに絞り、対面の説明会に親子で参加。
説明会でも安心・安全を確認できたし、留学プログラムにも納得。
第2候補としていた団体がありましたが、その説明会に行くことなく、最初に選んだ団体の選考試験に臨んだのでした。
では今日はこの辺で!