お伊勢さん。
修学旅行などで行った人が多いのかもしれませんが、私にとっては初めてのお伊勢参り!
大人の遠足。楽しかったです!
初めての近鉄特急。
2階建ての2階、窓側の席をとれました。
静かで清潔。
空いていたのでゆったりできました。
コンセント差し込み口のないのはちょっと残念だけど、せっかくのお出かけだからスマホはしまって景色を楽しみました。
といっても仕事で寝不足だったので、半分以上、夢の中。
伊勢市駅に到着。三重県だー!
伊勢神宮と言われているけど正式には「神宮」。
大きく分けて「外宮(げくう)」と「内宮(ないくう)」に分かれます。
まずは徒歩で外宮へ。
正式には豊受大神宮。
せんぐう館という博物館でまずお勉強します。
名称は、伝統技術の継承のために20年毎に建て替えられる式年遷宮から取られています。
建て替えについては聞いたことがあったのですが、詳細は今回初めて知りました。
単に神社の建物を新しくするだけではないんですね。
一連の儀式があり、そのために本当に細々とした工芸品が作られます。
例えば馬の置き物。
これひとつのために、木工技術はもちろんのこと、飾りの織物や彫金の技術が使われています。
一つ一つが本当に細かい作業なのですが、それぞれに聞いたこともない名前がつけられていました。
よく「日本は伝統技術が素晴らしい」とかサラッと言われたりするけど、この展示を見たら自分は何も知らなかったと思うかも。
何百年も継承されてきた技術に圧倒されました。
写真撮影不可だったのは残念ですが、素晴らしかったです。
日本語の解説しかないのですが、正直、これを英語などに翻訳するのはかなり大変だと思いました。
見たことのない言葉や漢字のオンパレードです。
日本語ですら理解が難しい。
でも、日本の絵画や木工、金属加工、染色、建築に興味のある外国人にもきっと響くと思いました。
日本の人口が減っているなか、海外の方にも知ってもらわなければ、後継者不足で技術が継承されなくなってしまうかもしれないとちょっと心配です。
外に出られる場所もあってベンチで池を眺めて休憩するのも気持ちよかったです!
このあと外宮に参拝。
お正月はかなり混雑するでしょうが、12月は空いている方だそうです。
その後、伊勢市駅方面に少し戻ってミックスフライ定食を頂きました。
ボリュームたっぷり。
海の幸豊富でおいしかった!
食べ切れずに残してしまったのがくやしい。
ごめんなさい。
伊勢網元食堂。
伊勢市駅前からバスに乗って次は内宮へ!
正式名称は皇大神宮。
皇室のご祖神の天照大御神をおまつりしています。
雲一つない快晴に国旗が映える。
手は手水で洗ってもいいけど、この五十鈴川で洗うのがよいそうです。
みそぎをすることもあるそう。
私は手だけで勘弁してもらった。
小魚がたくさん泳いできれいな水でした。
瀧祭神。
このようにさまざまな神さまのお宮があって、全部参拝しようと思ったらちょっと時間がかかる。
伊勢神宮は京都などと違って、鳥居を赤く塗っていないのですね。
他の神社では鮮やかに塗ってあることが多いと思います。
そのためお伊勢さんはちょっと地味に見えるけど、式年遷宮があるからその分、鳥居も頻繁に取り替えているのでしょうか。
普通は式年遷宮がないから耐久性を高める意味もあって塗っているのかな?
的外れかもしれませんが、そんな想像もしながらお参りをしました。
こちらが正宮。
内宮のメインです。
しっかりお参りしました。
大掃除の一環なのか、石段の清掃中でした。
荒祭宮。
全部合わせて125の宮社があるという伊勢神宮。
今回、お参りしたのはそのうちの10弱かな。
もっとまわりたかったし、近くにある猿田彦神社も行きたかったのですが時間切れ。
お札とお守りを購入しました。
お札が用意されて、お祓いされる様子を休憩所の写真で勉強。
天皇陛下と皇后さまがいらっしゃった時の写真展示もあります。
お土産はおかげ横丁で。
本店で買うのは駅などで買うのと全然違うと聞き、赤福を購入。
和風スタバ見つけた!
ランチで満腹だったのでパスしました。
他に買ったもの
・ 伊勢うどん
・ お箸
・ 携帯ストラップ
・ 絹のしらべ(おまんじゅう)
(あと、伊勢を出てから組紐のストラップとヒートテックも買ってこの日は買い物を楽しんだ)
楽しんでから、バスで宇治山田駅へ。
皇室の方々はこちらの駅を利用して参拝なさるということで、重厚感のある駅舎。
帰りも近鉄特急の2階席。
夕焼けから夜景にかわる車窓からの眺めを楽しみながらこのブログの下書きを書きました。
もっとゆっくり見たかったけど、楽しい遠足でした!