Audibleで聞きました。
グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない (&books)
ハーバード大学が実施した「幸せ研究」を一般の読者にも読みやすくまとめた一冊です。
もともとは科学的な研究ですが、そこからわかったことが平易な言葉で解説されているのでとてもわかりやすいです。
幸せな人生には何が大切なのか?
健康?
安定した職業?
見た目のよさ?
学歴?
遺伝子?
年金?!
結論から書くと、「よい人間関係」。
他の要素も関わってくるとはいえ、科学的に証明されているそうです。
この本ではその証明の過程が解き明され、一般の読者でも今から実践できるヒントが数多く掲載されています。
試練の多い家庭環境で育った場合でも、人間関係を大切にして幸福度が上がった人。
配偶者とよい関係を築いて人生全体を楽しめるようになった人。
職場でのよい人間関係を作り上げて周りから感謝されるようになった人。
数多くの被験者の体験談が紹介されていて、とても参考になります!
子として、兄弟として、親として、配偶者として、パートナーとして、友人として、同僚として、上司として、地域の一員として何をすると(何をしないと)よいのか。
例えば目の前にいる人の話をしっかり聞くこと。
スマホを見ている時間の長さに気づいて、周囲の人との交流に充てること。
親から話を聞くこと。
旧友とのつながりをなおざりにしないこと。
仕事仲間に自己開示すること。
優しくなること。
相手に与えられるものは何かを考えること。
そのような大切さが身にしみる一冊です。
被験者が人生で後悔していることや、残念ながら不幸な人生となってしまった例についても詳しく書かれています。
今年読んだ中でいちばん好きな本になりました。
皆さんもよかったら手に取ってみてください。
グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない (&books)
ロバート・ウォールディンガー (著), マーク・シュルツ (著), 児島 修 (翻訳)
原書はこちらです。
The Good Life: Lessons from the World's Longest Study on Happiness (English Edition)
Robert J. Waldinger (著), Marc Schulz Ph.D (著)
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