これまで子どものことを中心に書いてきましたが、8月に子どもが留学して今は離ればなれ。
そのため突然ですが、今回は私の旅行話をします。
行き先は和歌山県の高野山。
真言密教の聖地で、世界中から観光客が訪れる世界遺産です!
自然と歴史に感動しました。
これから何回かに分けて高野山の魅力をお伝えできればいいなと思っています。
サクッと知りたい方に、まず見どころを3つだけお伝えしますね。
1. 広大な総本山「金剛峯寺」だけは行くべき!
2. 奥の院は歴史好きが絶対行くべき!
3. 宿坊に泊って精進料理と朝のお勤めを体験すべし。
1番の「金剛峯寺」は正直、あまり知名度が高くない気がするのですが、意外とすごかった。
高野山について調べるといつでも出てくるので取りあえず外せないのかな~とけげんな気持ちもありつつ行ったのですが、地味な入口からは想像できないほど広くて、見どころ満載でした。
2番の奥の院。ここは実は墓地。
なのですが、想像以上におもしろかったです。
墓地だからおもしろいだなんて罰当たりな言い方だと思いますが、特に戦国武将のお墓がいくつもあります。
さらに、大手企業の供養塔もかなりの数があります。
それがとてもユニーク。ぜひ見てほしいです。
3番の宿坊はお寺の宿泊施設。
普段、お寺に泊まることはることはあまりないと思うので貴重な機会になると思います。
僧侶が夕食を持ってきてくれたり、朝の勤行に参加できたりします。
とても厳かな気持ちになれました。
ポイントは以上です。
では、高野山へLet's go!
今回の記事は金剛峯寺に行くまでです。
高野山には、麓の南海「極楽橋」駅から「高野山ケーブル」に乗って昇るのが一般的。
あざやかな赤が印象的。
高野山駅まで空中散歩を楽しみました。
そこからバスにしばらく揺られて最初の観光地へ。
高野山真言宗の総本山「金剛峯寺(こんごうぶじ)」です。
門を入ってすぐに見えるのがこちら。
はしごが見えるし(どうやらずっとあるみたい)、この時点では正直、地味かな~と思ったんです。
でもせっかく来たのだからと拝観料を払って中へ。
「金剛峯寺」。うまい字だな~。
大広間を見て、豊臣秀次が自害したといわれる座敷を見ました。
このお寺で亡くなったんですね……。
その後に広がったのは石庭です。
石の周りがきれいに掃かれて模様になっているな~ぐらいにしか見えないと思うのですが、実はここ、国内最大の石庭なんです!
「蟠龍庭(ばんりゅうてい」という名。
私の写真技術ではまったく表現できなかったのですが、とにかく広くて右を見ても左を見ても石庭!
うーん、この写真で伝わると思えませんが、とにかく美しく、広かったです。
お寺自体が広くて、休憩スペース(と呼ぶには広すぎる広間)もありました。
無料のお茶をいただきながら、曼荼羅や書の作品などを見ました。
美しいですよね!
体力を回復させた後、千住博さんのふすま絵を見ました。
迫力。
これ以外にも奉納されていました。
千住さんとこのお寺のつながりについての解説コーナーもありました。
最後に昔に使っていた台所を見ることができます。
大釜。
何と一度に二石(280kg、2000人分)のご飯を炊けたということです!
昭和50年代まで使われていたということでびっくり。
写真はありませんが、これ以外にも見どころはたくさん。
紹介しきれないほどです。
お金の話で恐縮ですが、この金剛峯寺は他のお寺と比べて拝観料が高い。
でも、あとで分かりましたが、この金剛峯寺はそれだけの拝観料を払う価値が十分にあります。
特に国内最大級の石庭は美しい。
ぜひ足を運んでほしいと思います!
旅行に行くときはKindle Unlimitedに入っておくと(対象本は時期によって変わるので上記の本が対象かどうかは時期次第ですが)、情報収集しやすいですね。
ではまた次回まで。