5回にわたって断続的に書いてきた高野山の旅日記。
今回が最終回です。
前回は奥の院について書きました。
奥の院を出たあとに近くでランチをしました。
おいしい牛すじカレーライス!
真夏だったのでたくさん歩いて汗だくでした。
これをいただいたことでエネルギーをチャージ。
写真にはありませんが、焼きたてのパン(シナモンロール)もいただきました。
cafe弥生家さん(@cafe.yayoiya.koyasan)
和歌山県伊都郡高野町高野山551番地
☎️0736-25-6500
以前あったお店から改装して新たにオープンしたそうで、とてもきれいでした。
奥の院を見終わったら「一の橋」というところに出ます。
ここからカフェはすぐ近く!
アクセスのよいところにあるのですが、すこし分かりにくい、ちょっと見えにくい場所にあるので空いていました。
もっと人気が出てもいいのに!
応援したくなるくらい、雰囲気も味も良かったです。
他にもお店はあるのですが、それほど選択肢はありません。
ここはおしゃれでのんびりできますので、ぜひ行ってみてください。
さて、お腹がふくれたところで写経体験に行きました。
建物の写真はないのですが、「大師教会」という高野山真言宗の総本部。
こちらでは予約なしで体験できます。
こちらが私が書き終わった写経用紙です。
少しに見えるかもしれませんが、結構大変でした!
方法としては用紙の下にお経が書かれていて、それを筆ペンでなぞるだけ。
それだけなんですけど、集中力がいりますし、ランチ後だったこともあって眠気が……。
なんとか意識がなくなることを理性で阻止して書き終えられたときには、正直ホッとしました。
用紙を入手して家で書くこともできます。
でも、それには強い意志がいるな……。
そう実感できました。
体験のときに使った金剛峯寺の名入り筆ペンはそのままいただけました。
用紙は奉納されるということでうれしいです。
他にも高野山では授戒や阿字観といった儀式や瞑想など、さまざまな体験ができます。
興味のあるものにチャレンジしていただければと思います。
旅した日は8月13日。
この日は毎年「ろうそくまつり」が行われる日です。
正式には萬燈供養会といい、奥の院御廟橋までの約2kmがろうそくの光で飾られます。
18時からということでこれに参加しようかなと当初は思っていました。
でも、前日の夜に奥の院ツアーに参加し、当日午前中も奥の院を見て回ったので、正直体力的にも気持ちの面でも「もう十分見たかな」って感じ。
きれいなお祭りだとは思うのですが、今回はパスしました。
そのかわりに気軽に楽しめるVRを見てきました。
高野山デジタルミュージアムにはVRシアターがあり、壇上伽藍を立体的に見ることができます。
しわくちゃなチラシで失礼!
ろうそくまつりから予定を変更して行ったので、前知識はなかったのですが、前日に行った壇上伽藍を細かく見ることができておもしろかったです。
こんな感じで自分のスマホにVRシアターを体験したという証明書をダウンロードをすることができます。
何ってことはないんですけど、今までになかったものではあるなと思いました。
TOPPAN(凸版印刷)がこのVR映像作品を作っているそうで、印刷会社もメディア全般に仕事を広げているのだなと実感しました。
でも、正直、VR作品よりも待ち時間に飲んだコーヒーの方が印象が強かったです!
写真は撮れていないのですが、量がとても多くて日本とは思えないサイズ感でした。
お土産も充実しているので、カフェ利用だけでもよいと思います。
帰り道。
歩道にはろうそくまつりの準備。
このあと宿坊に預かっていただいていた荷物を取りにいって、帰路につきました。
一泊二日のあっという間の旅でしたが、十分に満喫できました。
今回書いたカフェや写経もよかったですが、特に奥の院の観光と宿坊での宿泊が印象深かったです。
和歌山は人気上昇中の観光地。
ご興味あればぜひ行ってみてください!
るるぶ和歌山 白浜 パンダ 高野山 熊野古道'24 (るるぶ情報版)