高野山の旅の記録。前回からの続きです。
まずランチをいただいた「中央食堂さんぼう」さん。
中央にあるのがごま豆腐。
甘くてとろっとしていておいしかった～！
あとは湯葉揚げなど精進料理です。
お店の前を正午頃通ったときには列ができていました。
それで金剛峯寺を先に見て、1時過ぎに行ったらすぐに入れました。
入店後、しばらくして営業終了。
売り切れ次第終了なのです。
いいタイミングで滑り込めました！
事前に調べずに入ったのですが、人気のお店ということでおいしかったし雰囲気もよかったです。
さて、お腹が満足したところで次の目的地、壇上伽藍の「金堂」へ。
高野山の総本堂。
金堂では護摩木に願い事を書いて奉納することができます。
弘法大師が開いたこの真言宗ではこの木を燃やしてご祈祷してくれるのです。
私は真言宗の信者ではないのですが、「家内安全」などを祈願しておさめました。
根本大塔（こんぽんだいとう）。
ここは赤が鮮やかで、最も目を引くと思います。
撮影ポイントにぴったり。
マスコットキャラクターの「こうやくん」と一緒に撮ることもできますよ。
（この「こうやくん」グッズは色々と売られていてかわいかったです！）
六角経蔵（ろっかくきょうぞう）。
下の方に取っ手があるのがわかるでしょうか。
ひげみたいな形をしている物が写真の右下に2本見えます。
ここを押して建物を一周回ると、中に収められていたお経を読むことと同じ功徳を得ることができると言われています。
実際に回してみましたが、一人では重い！
何人かで回すと勢いがついてグルンっと一周できました。
文字では想像つかないかもしれないので、動画のリンクを貼りますね。
なお、このKuuTube高野山チャンネルは僧侶が高野山を紹介しています。
とても分かりやすくて、予習にぴったりだと思います。
西塔（さいとう）。
中には入れませんが、実はこの後、行ったデジタルミュージアムで映像を見ることができました。
塔の前に灯籠があるのが見えるでしょうか。
これは華岡青洲が寄進したものだそうです。
世界で初めて麻酔手術を成功させた医師ということで有名ですよね。
青洲の足跡を見ることができてうれしかったです。
三鈷の松（さんこのまつ）
弘法大師空海が三鈷杵と呼ばれる仏具を投げたらこの木に当たったから、ここに寺を開いたという伝説の松です。
ここで三つ葉の松葉を見つけると縁起がよいとのことで、しゃがんだりしながら探している人がたくさんいました。
私は暑くてちょっとその気力がなく、ぐるっと回っただけでした。
中門。
門の前にいる人間の身長から門の高さが想像できるでしょうか。
大きかった～。
中門は四天王像が守っています。
こちらはそのうちの一つ、多聞天。
目力強い！
以上、壇上伽藍では空海のことを勉強できただけでなく、美しい仏像や建築、内部では曼荼羅なども見ることができて大満足でした。
事前にこの動画を見ていたので、感動も大きかったです。
旅行する前に予習するかどうかは意見の分かれるところかと思いますが、個人的には知識があった方が感動が大きいと思います。
特に歴史的建造物を見てまわる旅の場合は、準備しておいた方が現地で楽しいです！
プロのガイドさんがいる旅では必要ないかもしれないですけどね。
ではまた次回。
とっておきの聖地巡礼 世界遺産 「高野山」 1200年の祈りの旅 改訂版
旅行に行くときはKindle Unlimitedに入っておくと（対象本は時期によって変わるので上記の本が対象かどうかは時期次第ですが）、情報収集しやすいですね。
