話し合いの場で、自分の意見を言うタイプですか?
私は、基本的に言えない。
発言者の意見を聞いて、もし多数決となったら、発言者の意見を参考にしながら賛成や反対に手を挙げる。
でも、そのときに本当に自分で考えているのか?
空気を読み間違えて、悪い方向に進む手助けをしていない?
そんなことを考えさせられる本です。
「くうき」が僕らを呑みこむ前に: 脱サイレント・マジョリティ
山田健太(著)、たまむらさちこ(著)
出版社のホームページには特設サイトがあります。
校則など子どもでもわかりやすい例を使って、自分の頭でちゃんと考えることの必要性が解説されています。
副題は「脱 サイレント・マジョリティー」。
つまり、意見を言わずに周りに流される人からは卒業しよう、ということ。
子どもから大人まで、人任せにせず責任をもって生きていくことを学べる一冊です。
教室で手を挙げるタイプの子どもになってほしいなら、一読の価値はあると思います。