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学校「を」休むのになぜabsent「from」なのか

absent fromにふと疑問を持ちました。

 

基本単語ですけど、そういえばなぜfromなんだろう。

 

昔、機械的に覚えたけど、「~を欠席する」などと対応するのであれば前置詞は不要な気がする。

 

またはofでもよいのでは?

 

 

 

そう思って辞書を引いてみました。

 

absent from で「不在の、欠席の、欠勤の」などとなっています。

 

これはジーニアスに載っていた語義。

 

ジーニアスは語法に詳しいと言われていて、使い方については詳しく載っていましたし、語源も載っていましたが、ウィズダムもひいてみました。

 

absentの語源は「離れて存在する」

 

とあります!

 


ウィズダム英和辞典 第4版

 

 

 

「~を休む」と考えていたから「from = ~から」がついているのが不思議だったのですが、「離れて存在する」が語源なら、例えば「学校から離れて存在する→学校を休む」という流れだということですね。

 

形容詞だというところも再確認(動詞ではない)。

 

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連想したのがfar fromです。

 

学校「から」遠くに存在している。

 

そう考えればabsent にfromがつくという理由も納得できますね。

 

 

 

中高の頃に学校で習ってそのまま覚えたような単語や熟語は他にもたくさんあり、大人になって不意に疑問に思うことがあります。

 

大人になると理屈っぽくなるんですかね~。

 

理由が知りたい!

 

 

これでabsent fromを使うときにはちゃんとそれぞれの単語をイメージとして頭の中で捉えながら、これからも使えると思います。

 


ジーニアス英和辞典 第6版

私が持っているのは大辞典ですが今は第6版が最新。

 

 

 

 

 

 

 

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