「ユー・イングリッシュランチタイムセミナー」の存在を知って、申し込んでみました。
第6弾ということなのでしばらく前に始まったのでしょうね。
今回のテーマは「ACSスタイルガイド」。
この会社の中山裕木子先生が翻訳なさっていて、その本の紹介ということでした。
ACSスタイルガイドは、英語論文を書くときに表記や文法、語法などを調べることができる本です。
よい本だろうと思うのですが、なにしろ分厚くて!
でも気になっていたし、無料という言葉につられてセミナーに申し込みました。
本の紹介をただお話しになるだけかと思ったら、実際に問題を解くセミナーでびっくり!
このスタイルガイドで解説されている表現などを元に15問が用意されていました。
冗長な英文をどう簡潔にするかや、関係代名詞の限定用法と非限定用法を選んだり、compared toとwithを選んだりなど、しっかり頭を使いながらの参加となってとてもよかったです。
短時間ですが、予習不要で、ウェビナー時間内だけがんばればよいというのも負担が少ない。
そして、終わった頃には英語の知識が少しアップして、どのような本なのかもわかるという仕組みになっていました。
すぐに答えがわかった問題もあれば、ちゃっかり引っかかって不正解となった問題もあり、とても楽しかったです。
同様の無料セミナーに加えて、しっかり学べる有料セミナーも予定されているようです。
講師は中山先生ではありませんが、とてもきれいな発音をなさる先生で、その場で聞かれた質問に的確に回答していらっしゃったのが印象的でした。
ACSスタイルガイド アメリカ化学会 論文作成の手引き (KS化学専門書)
アン.M・コグヒル (編集), ローリン.R・ガーソン (編集), 中山 裕木子 (翻訳)
また参加してみたいと強く思ったセミナーでした。