留学団体主催の保護者会に参加してきました。
子どもが留学している間も親を対象としたミーティングが2回開催されます。
夏に出発した子どもの親にとっては(国によって出発時期が違うのですが)だいたい現在、留学から3ヵ月目。
最初の興奮が過ぎて少し落ち着いてきたこの時期に合わせて、滞在期間中のサポートのあり方を団体スタッフ、OB・OGなどから教えていただき、保護者同士の交流も深めます。
出発前にも保護者向けオリエンテーションがあったのですが、そのミニ版といった感じで、時間も半日(出発前は全日)。
ちょっと緊張しましたが、結果としてはとても有意義で楽しかったです!
まずはスタッフから事前アンケートの集計結果の発表がありました。
回答が100件ということだったので、つまりこの団体からこの夏に出発したのは100人以上いるってことですよね。思ってたより多い。
私も回答したので結果には興味がありました。
特に印象に残った結果は、留学中の子どもとのコミュニケーションについて。
メールやLINEの頻度について、「ほぼ毎日」が5人!
うち、これです……。
100人中の5人。
やっぱりしすぎかな~。
そう思いました。
目安は月1~2回とのこと!
そうできている家庭は3割くらいいるみたいです。
やば!
ただ、あとでこの件をうちの子に伝えると、「でも英語でLINEしている人は他にいないと思う」と返事が(英語で)来ました。
うん、そうだそうだ(いるかもしれないけど)!
英語だから許される?!
他に気になったのは、留学後の進路。
留学扱いで日本の高校に戻る人は5割強(例えば高1のときに出発したら、帰国後は高2になる)。
休学扱いで日本の高校に戻る人は4割強でした(例えば高1のときに出発して、帰国後も高1のまま)。
ちょっと休学扱いが少ないくらいで、ほぼ半々ですね。
うちは休学扱い(簡単に言えば留年)なので、それなりに仲間がいるのは心強いです。
その後、全般的な留学の状況などについて説明がありました。
印象に残ったのは、ホストファミリー不足。
他でも聞いたことはあったのですが、世界的にホストファミリーになる家庭が減っているそうです。
私たちが利用している団体は全員にホストファミリーが見つかって、留学できています。
でも、日本を含め世界的には1000人以上が留学を希望してもホストファミリーが見つからないせいで留学を断念しているのだそう!
特に戦争やコロナ禍以降、外国人を受け入れるということに対してオープンマインドになる人が減ってきたとのことでした。
悲しい現状ですね。
個人的には物価高も関係している気がします。
無償で引き受ける場合が多いと思うので、留学生を受け入れたらその分、食費や日用品などのコストがかかりますもんね。
日本に来たいと希望してくれている生徒もかなりの数、断っているそうで、手を挙げてくださる方はぜひ!とお願いされました(うちもなかなか難しいのは本当に情けないことです……)。
その後、留学経験者をよく受け入れている大手塾の方が帰国後について教えてくださいました。
ポイントは、帰国したときに高3で、国際系の総合型選抜を受けるなら、親が事前に英語資格試験(TOEFL iBTなど)を申し込んでおかないとの受験が間に合わない可能性があるから注意、ということでした。
うちは帰国したときに高1なので、そういう場合は大学のことなど調べたり考えたりする時間がもったいないから、今しかできない交換留学をしっかりがんばること、とのことでした(なるほど、そうだよね)。
そして、若々しい雰囲気が楽しいOB・OGからの体験談。
帰国して間もない高校生、メインは大学生、中には就職した社会人、そして送り出した側の保護者もいました。
現実的に役に立ちそうな情報としては、Amazonを日本から注文してカナダに送る方法があるということ。
今まで、物を送るなら自分で荷造りして郵便局から送らなければならないと思っていたのでこれはよい情報でした。
具体的な方法を調べてみようかなと思います。
クリスマスやホストファミリーの誕生日に何か送るかどうかについても情報があり、これも参考になりました。
心に残ったのは、大学生になってもほぼ毎日、ホストファミリーとメッセージのやりとりをしているOBがいたこと!
チラッとスマホを見せてくれたのですが、メッセンジャーでかなり密なやりとりをしていることが感じられました。
留学中にはなかなか英語が分からなくてギクシャクした時期もあったそうなのですが、それを乗り越えて数年間にわたり、日々連絡を取り続けられる相手が外国にできたというのはすばらしいことだと思いました。
願わくば、うちの子もそのような相手(それがホストファミリーの誰かになるか、学校の友だちになるかは分かりませんが、できればカナダ人)を見つけてくれたらいいなと思います。
同じくカナダに子どもを留学させている親たちとも話ができて、情報を共有したり、思いを共有したりできました。
それぞれ少しずつ心配の種類は違うけど、留学から帰ってきたときには笑顔でいてほしいという気持ちは一緒!
子どもには充実した日々を送ってもらいたいです。
終了後、甘い物を補給してから帰路につきました!